イペ材を使用した屋外ガーデン用円形木製パーツの製作
- ロア ウィリアム
- 9月1日
- 読了時間: 2分
今回ご紹介するのは、屋外ガーデンに設置される大型円形木製パーツの製作プロジェクトです。

耐久性の高いイペ材を用い、二枚の材を貼り合わせてブロック状にした後、CNCルーターによる三次元加工とハンドサンディングで、滑らかな曲面と正確な接合精度を追求しました。
製作の各工程のご紹介










イペ材円形パーツ製作タイムラプス動画
製作の流れを通してご覧いただけるように、今回のプロジェクトをタイムラプス動画にもまとめました。
材料のカットからCNC加工、ハンドサンディングまでの工程を、一本の動画でご覧いただけます。
ショート動画で見るイペ材円形パーツ製作
製作シーンを短くまとめたショート動画も公開しています。
イペ材は、南米原産の重く硬いハードウッドで、耐久性・耐水性に優れ、ウッドデッキや屋外構造物に広く使われています。その重量感と落ち着いた色味が、大型円形パーツに安定感と高級感を与えます。
今回の製作では、宮大工が日常的に行うような大断面材の荒取りや墨付け・切断といった木工の基礎的な工程に加え、3DモデルをもとにしたCNCルーターでの三次元加工を組み合わせることで、精度の高い曲面形状を実現しています。
日本の一般的な建具・家具製作ではあまり扱われないサイズのイペ材を加工しつつ、従来の木工技術とデジタル加工技術の両方を活かしたプロジェクトとなりました。









