杉の丸太を使ってスツールを作りましたが、
今回はCNC機械で名栗仕上げ風に加工しました。
自然な名栗仕上げを再現するために
それぞれの抉った面が違う形になるように3Dのモデルを作りました。
独自開発の木工旋盤でまず丸太を丸めて、
そして丸ノコのアタッチメントで上下に切り込みを入れます。
次はロータリCNCで3Dの加工を行います。
最初は荒加工。
そしてCNCの仕上げ加工。
細かいビットで時間をかけて細かく仕上げるように設定できますが、
そうすると何十時間の加工になってしまって現実的ではないので、
ある程度まで機械で加工して、後は手で仕上げるという感じになります。
エアサンダーなどでひたすら磨きます。
今回お客様から、スツールの中を削りだしてほしいという要望がありました。
やはり丸ごとの杉の丸太ですと結構の重量があるので。
機械や道具を改造したりして、何とか削り出すことは出来ました。少し苦労しましたが(^^;)
磨き仕上げが終わった段階。
そしてこちらは塗装がされた状態です。
結構綺麗な仕上がりになりました。