角塔婆(かくとうば)という日本のお寺の式典に使われる柱を製作しました。
高さ4メーター以上で、材質はヒノキです。

お客様からラフなどを頂いて、打ち合わせでご要望を聞きました。

頂いた情報を基にCADや3Dモデルのデータを作製しました。

製作の流れとしては、自作の3軸CNC旋盤で基本の形を作り、カンナなどの手道具で仕上げています。

まずはCNC旋盤のモーターユニットにスパイラルカッターを取り付けて、柱の4面を揃えます。

次にCNC旋盤のモーターユニットに丸ノコを取り付けて、角塔婆の輪郭を加工します。

回しながら、サンドペーパーのサンディングも行います。

カンナなどの刃物道具で角塔婆の形を仕上げていきます。

角塔婆の加工が完成しました。

地元の商工会のイベントで展示する機会もありました。

角塔婆の染筆と設置が完了し、最終形態となります。



YouTubeで詳しい全工程の製作動画を公開しています。
ショートバージョンもあります。